野球賭博問題で新たに2投手の関与が発覚した巨人は22日、東京都内のホテルで新人選択会議(ドラフト会議)に臨み、堤辰佳ゼネラルマネジャー(GM)が「若い選手を中心にきちっとした再発防止策を考えている。そういう姿勢を説明して、君が来ても間違いない球団なんだと説明したい」と指名選手に球団の姿勢を説明する意向を示した。

 巨人は1位で立命大の桜井俊貴投手の交渉権を獲得した。2011年に1位指名した松本竜也が野球賭博への関与を認めたという衝撃的な発表が21日にあったばかり。立命大の後藤昇監督は「そういうことがどうして教育できていなかったのか残念です。プロスポーツなので私的なファンクラブができたり、タニマチという人たちが近づいてきたりする。付き合い方、関わり方を教えないといけない。体育会ということで上から言われると、紹介された人に会いたくないとも言えない。その辺が怖いです」と不信感を口にした。

 巨人の久保博球団社長は「幅広く情報収集はしている。必要があれば調べる」と他選手などへの調査を続ける考えを示した。繰り返し注意喚起を行うなどの再発防止に向けた取り組みの必要性も示し「模範になるようなものをつくらないと」と危機感を募らせた。

 また日本野球機構(NPB)の調査委員会が笠原将生、松本竜の関与を突き止める決め手となった携帯電話の電子メールの復元を、巨人も行っていたことを明らかにした。久保社長は「解析とかをやった。その材料を全部提出して、調査委員会でそれを突き合わせてやっている中で(判明した)」と話した。