金本阪神のオープン戦初陣が来年2月21日のヤクルト戦(浦添)に決まったことが8日、分かった。セ・リーグとの16年初対戦がいきなり優勝チーム。金本知憲監督(47)も一番のライバルに挙げる球団だ。江越ら若虎の進化チェックや、新外国人マット・ヘイグ内野手(30=前ブルージェイズ)の実力テストにもってこい。投手陣が山田、川端、畠山のタイトルホルダーをどう抑えるか。注目の沖縄対決だ。

 金本阪神に絶好の腕試しが用意された。2月21日、日曜日の沖縄・浦添。相手は真中ヤクルトだ。言わずと知れた今季のセ・リーグ優勝チーム。同一リーグとの16年初顔合わせでもあり、新チームの1年を占う注目の対決だ。

 金本監督が一番のライバルに挙げたのもヤクルトだった。先月末のトークショー後の取材で「チャンピオンチームだから、そこを目標にしないと。巨人も? もちろん、戦力があるし、新監督同士だし。ただ、優勝チームはヤクルトだから」ときっぱり。由伸巨人を差し置いて、最上位に位置づけた。その時点で開幕まで1カ月以上あるが、実戦で手合わせできるのは、何よりの敵情チェックになる。新戦力研究も含めた沖縄対決は望むところだろう。

 自軍の戦力確認にも絶好の舞台だ。キャンプも終盤に差し掛かり、進化発揮の舞台と位置づけられる。マートンの後釜として期待のかかる新外国人ヘイグの実力はいかほどか。ウエートトレーニングなどでパワーアップに励む江越、梅野ら若虎が実戦でどこまで力を見せられるのか。西岡、大和、上本の二塁バトルは誰が制して決着するのか。

 一方で、若虎主体が予想される投手陣も見どころが多い。相手は山田、畠山、川端のタイトルホルダー打線。強打者たちを封じ、誰がアピール投球をするのか。先発、中継ぎ、そして現状不透明なストッパー争いを含めて興味は尽きない。

 真中ヤクルトとは不思議と因縁続きだ。ドラフト1位で競合した明大・高山どりでは、外れクジを引いた真中監督の勘違いガッツポーズから大逆転勝利。対決第2ラウンドのオープン戦も内容と結果が伴えば、相手にいやなイメージを与えられる。ドラフト&オープン戦で2連勝を飾り、本番対決に弾みをつけたい。