真っ向から立ち向かった。日本ハムのドラフト3位井口和朋投手(22=東農大北海道オホーツク)が20日、紅白戦(沖縄・国頭)でプロ初登板。いきなり大谷との対戦となったが、全球ストレートで見逃し三振に仕留め、1回を2奪三振無失点デビュー。「直球でどんどん押していこうと思いました。自分なりに投げられたのでよかったです」。試合後には、今キャンプ中の1軍昇格が決まった。
米アリゾナキャンプで12打数6安打と打撃好調な大谷が、打球を前に飛ばすことができなかった。3球直球を続けてファウルを打たせて追い込むと、最後は外角低めへまたしてもストレート。大谷は「低いかなとも思ったけど、最後の伸びがあった」と脱帽した。
続く西川からもスライダーで三振を奪うと、杉谷は遊飛で三者凡退。最速は147キロ。「自分は今日に100%合わせてきたけど、先輩たちはまだまだ先に合わせている」と満足はしていないが、栗山監督はじめ首脳陣へのアピール度は抜群だった。
合宿で沖縄に滞在中の母校・樋越監督も、スタンドに駆けつけ目を細めていた。「大谷君から三振を取ってびっくりしました。だいぶ体が大きくなった」。恩師も驚く成長度。アリゾナ帰りの投手陣に、新風を吹き込んだ。【本間翼】



