ヤクルト小川泰弘投手(25)が、3年連続で開幕投手を務めることが決まった。27日の巨人とのオープン戦中に、真中監督から告げられた。「選んでいただいた責任感を持ってやりたい。チームにとってスタート。チームを勝たせることが一番」と力を込めた。

 オープン戦初登板だった小川は、開幕戦の相手でもある巨人に投げ、2回3安打1失点と課題を残した。「決め球であったり、大事なところで球が高く浮いてしまった」と反省した。坂本にはど真ん中の速球、ギャレットには抜けたカットボールをたたかれた。2死一、三塁からクルーズに、変化の甘いシュートを狙われ、先制の適時二塁打を許した。「坂本さんのところで厳しくいけなかった。甘かったと思う。そこからずるずるだった」と次に向けての改善点は体に染みこませた。

 リベンジに燃えないはずがない。「外国人とか初対戦の人もいた。次はやられないようにしたい」。昨季の開幕戦(広島)は7回無失点ながら、白星に恵まれなかった。14年以来の開幕白星も狙っていく。「自覚を持って毎日を過ごしていかないといけない。開幕からローテの柱としてチームを引っ張っていきたい」と強い覚悟を示した。真中監督も「球自体は悪くない。心配していない」と全幅の信頼を寄せた。約1カ月後に迫った大役へ、万全の状態に仕上げる。【栗田尚樹】