西武森が“追試”を勝ち取った。8日までの今遠征が捕手起用の最終テストで、3番捕手で先発出場。6回裏に交代を告げられるまで、新加入の外国人2投手を難なくリードした。先発アンディ・バンヘッケン投手(36=ネクセン)はフォークが決まらず、初回からワンバウンドを連発。後逸せずに体で止め、この回を無失点に抑えた。2番手のC・C・リー投手(29=インディアンス)は先頭に右前打を許したが、落ち着いたリードで空振り三振と遊併殺に。ピンチを脱した。田辺監督は「昨日に比べて無難にこなしていた。明日も途中からいかせる」とワンモア・チャンスを与えた。

 一方の打撃も3打数無安打ながら、外野への強い当たりが戻ってきた。これまでは守備に気を取られていた。森は「悪くないですね。もう少し。守りも思いきってどっしりしようと。バンヘッケンの投げたい球種とかも分かったし、よかったです」と手応え。実戦でしか得られない経験値を、一気に積み上げている。【鎌田良美】