ソフトバンク長谷川勇也外野手(31)が8回、同点となる左越えソロを放った。日本ハム・マーティンの外角直球を左翼席に運ぶ今季1号。開幕から1カ月、打点0が続いていたが、ようやく今季初打点を挙げた。

 「いろんな感情をしっかりとぶつけるようにボールをしばいた。得点圏で打てなかった部分もため込む要因にもなっていた。(ベンチでの荒れ様は自分に)負けましたね。あれくらいでイライラしているようではまだまだ修行が足りない。感情をあらわにすることは今日をきっかけにやらないようにしたい」

 4回、2死二、三塁のチャンスで空振り三振に倒れると、ベンチでレガーズを地面にたたきつけた。6回には2死二塁のチャンスで遊ゴロ。一塁にヘッドスライディングしたが、わずかに及ばず。今度はベンチで打撃用手袋を地面に投げつけた。開幕からいまだ得点圏打率0割が続くが、この日の同点弾は、復調へのきっかけになりそうだ。