実戦デビューも間近なソフトバンクのドラフト1位ルーキー高橋純平投手(19)。昨夏、左太ももを痛めた影響で1月の新人合同自主トレ、春季キャンプと別メニュー。筑後で練習を続ける現在はブルペンでの球数も増え、経過は順調。デビューを心待ちにしている。
3球団競合の末、ソフトバンクに入団した期待のルーキーが、いよいよ実戦デビュー間近だ。高橋は昨夏に左太ももを痛めた影響で、1月の新人合同自主トレ、春季キャンプと患部に負荷のかかるダッシュなどを避けた。今はブルペンで球数を重ねる日々。近く打撃投手を務め、早ければ21、22日の3軍戦・四国IL徳島戦(タマホームスタジアム筑後)で実戦デビューする。
「3月に入って筑後に来てからはプロらしい練習ができているし、充実しています。今は準備期間。試合で投げるのを目標にやっているので、投げた時に全部の準備が整っていて、そこからどんどん上がっていけるようにしたいですね」
4月までは捕手を立たせての投球だった。5月に入って捕手を座らせ、球数も60球まで増えた。これだけ長い間ブルペンで投げなかったのは初めてといい、感覚を取り戻すことや球質のレベルアップを念頭に、練習に取り組んでいる。
楽天オコエが開幕を1軍で迎えるなど、他球団の新人ではすでに注目される選手もいるが、焦りはない。ライバルはホークスの投手。球界屈指の層の厚さにも、負けるつもりはない。
「プロに入った時は他球団の新人が気になっていたけど、彼らと戦うわけではないし、誰が試合に出ているかも知らない。僕が戦わなければいけないのはホークスの先輩。それをどう超えるか。どうやって自分が先輩よりも上に立つかということだけを考えている」
斉藤3軍投手兼リハビリ担当コーチも「彼は持っているものが違う。試合で投げ出せば、どんどん結果も出していけると思う」と太鼓判を押す。「2軍の試合を見てもすごいと思うし、1軍はそれよりも上。競争が激しすぎるので大変だが、超えないと試合にも出られない」と高橋の決意は固い。プロでの挑戦がいよいよ始まる。【福岡吉央】



