また初ものをクリアした。楽天オコエがプロでは初めて1番に入り最下位脱出に貢献した。最後は目の前でサヨナラ劇を見詰めた。延長11回2死一、二塁で藤田が中堅左へ決勝打を放った。「藤田さんが決めなければ自分で勝負。自分も決めるぞと思ったけどホッとしました。試合を大きく左右する打順なんだと実感しました」と話した。
藤田が「若い選手が追いついてくれて、そろそろベテランになる藤田が決めたという感じです」と話したのが6回だ。先頭のルーキー吉持が中越え三塁打で出塁。ここでオコエが三塁へ内野安打を放って一、三塁とチャンスを広げた。岡島の安打で2点目のホームも踏んだ。「吉持さんが出た後で出塁できてよかった」と同点に一役買った。
たとえ1番でも、いつも通りの気持ちで打席に立った。梨田監督は初仕事を評価した。「本当は吉持はゴロゴーだけど、結果的にランナーがたまって、ラッキーといえばラッキー。何か持っているんだね。前進守備でも上を越されないし」と守備力も認めた。11回2死二塁では頭上を襲った当たりを背走して好捕。サヨナラにつながった。14日からは巨人戦だ。「ビッグネームに物おじしないよう結果を出したい」と、あらためて誓った。【矢後洋一】



