史上初となる「新人の開幕戦プロ初打席で初球に初本塁打」した男が、美人妻をゲットした。プロ3年目のヤクルト西浦直亨内野手(25)が、結婚していたことが18日、分かった。相手は元キャビンアテンダントで大阪出身の理紗さん(26)。昨年10月に知人の紹介で出会い、同12月に交際をスタート。「知的で品があるし、思いやりがある。それによく食べて、よく笑うところが好き」。今年7月に都内の区役所に婚姻届を提出した。

 理紗さんは、栄養面でサポートするため、スポーツフードアドバイザーの資格を取得した。さらに体のケアも考え、整体ボディケアセラピストの資格も勉強している。西浦は「強いて言うなら、手作りハンバーグが一番好きです」と、感謝しきれない様子だ。

 ルーキーイヤーの14年は、プロ初打席で第1号を放つ衝撃デビューを飾ったが、14試合出場に終わった。本塁打も開幕戦の1本のみ。昨季も26試合と悔しさを味わった。今季はプロ最多の72試合で打率2割5分5厘、7本塁打をマーク。来季に向けて「全試合出場が目標。より一層、責任感を持ってレギュラーをとる」と正遊撃手候補に名乗りを上げる。堅い守備とパンチ力をアピールし、愛する妻を安心させる。

 ◆西浦直亨(にしうら・なおみち)1991年(平3)4月11日、奈良県生まれ。天理高から法大を経て、13年ドラフト2位でヤクルト入団。天理高3年夏の奈良県大会では21打数17安打の打率8割1分で注目された。178センチ、75キロ。右投げ右打ち。