プロ野球のキャンプ5日目! 担当記者が選んだ「今日の一番」を紹介します。


中日浜田智復活へ337日ぶりブルペン

 昨年8月に左手中指の腱(けん)の手術を受けた中日浜田智博投手(24)が一番のブランクを乗り越え、337日ぶりにブルペン投球を行った。

 5日、沖縄・読谷球場のブルペンで捕手を座らせて41球。「去年の春の教育リーグ後から投げていなかった。数えたら337日で、緊張しました。でも投げられて良かった。痛みが出なくて良かった」とホッとした表情で振り返った。

 昨年10月に「左肘尺骨神経剥離(はくり)術」を受けた浜田達郎投手(22)も半年ぶりにブルペンで捕手を座らせて40球を投じた。【中日担当 宮崎えり子】

ブルペン投球する中日浜田智博(撮影者・宮崎えり子)
ブルペン投球する中日浜田智博(撮影者・宮崎えり子)

日本ハムの「1」番 斎藤は上々仕上げ

 日本ハム斎藤佑樹投手(28)が米アリゾナキャンプ2度目のブルペン入り。67球を投げ、途中から黒木投手コーチに打席に立ってもらうなど、9日(日本時間10日)の紅白戦で予定されている今季初実戦を想定した投球練習を行った。

 2日(同3日)の初ブルペンに続いて、好感触を継続している。周囲の評価も上々。「早く実戦で投げたい。ブルペンは誰でも良いといえば良いので」と、手応えのある深く沈み込む投球フォームが打者に通用するのか。9日が待ちきれない様子の「今日の“背番号”1番」でした。【日本ハム担当 木下大輔】

ブルペンで投球練習をする日本ハム斎藤(撮影・菅敏)
ブルペンで投球練習をする日本ハム斎藤(撮影・菅敏)

広島菊池が驚異のバットコントロール披露

 今キャンプの打撃練習はさまざまな形で行われている。その中でトス打撃から15メートル先のネットにある、2メートルのポケットめがけて打ち返す練習法がある。

 多くの選手が5割も入らない中、命中率一番は菊池涼介内野手(26)だった。この日も27スイング中20球、35スイング中26球と高確率でポケットに打ち返していた。【広島担当 前原淳】

打撃練習を行う広島菊池(撮影・清水貴仁)
打撃練習を行う広島菊池(撮影・清水貴仁)

ヤクルト2位星は目力新人NO・1

 ヤクルトのドラフト2位、星がキャンプ休日に絹織物「うらそえ織」の機織りに挑戦。スタッフの難しそうな手順の説明をすぐに把握し、パタンパタンと器用に作業を進めました。

 ピッチング同様、スイッチが入った時の目力は新人ナンバーワンです。【ヤクルト担当 鹿野雄太】

機織りに挑戦するヤクルトのドラフト2位の星(撮影・鹿野雄太)
機織りに挑戦するヤクルトのドラフト2位の星(撮影・鹿野雄太)

オリックス福良監督、特大ブリをゲット

 オリックスの春季キャンプ5日目で、一番ハートフルなプレゼントを贈られたのは福良淳一監督(56)だった。

 延岡工(宮崎)OBの指揮官は、延岡市からキャンプ地の来場した関係者から体長約60センチのブリを渡された。また出身地である北浦町の野球少年から特製の応援フラッグも贈呈。漁業が中心の町らしく大漁旗のようなデザインで「福良丸」と書かれており、笑顔で受け取っていた。【オリックス担当 大池和幸】

延岡市からオリックス福良監督(中央)へ朝捕れたブリの贈呈式が行われた(撮影・渦原淳)
延岡市からオリックス福良監督(中央)へ朝捕れたブリの贈呈式が行われた(撮影・渦原淳)

阪神伊藤和チーム最多201球投げ込み

 阪神伊藤和雄投手(27)が2軍キャンプでブルペン入りし、今キャンプチーム最多となる201球を投げ込んだ。

 ブルペンでは山田2軍バッテリーコーチが相手。「まだまだや」、「アカン」の言葉が飛び交い、気がついたら200球を超えた。「あおられました」と苦笑いを浮かべたが、「100球を超えてから安定して、良かったです」と実りある投球を振り返った。【阪神担当 山川智之】

201球の投げ込みを行った伊藤和雄(撮影・河南真一)
201球の投げ込みを行った伊藤和雄(撮影・河南真一)

ロッテ菅原ショック…腰痛で1軍離脱

 ロッテで一番ショックを受けたのは、育成2位、菅原祥太外野手(23=日本ウェルネススポーツ大)だろう。5日朝、腰痛を訴え、1軍キャンプを離脱した。7日の第2クールから2軍でリハビリを行う。

 育成選手としては球団初の1軍キャンプスタートだった。パワフルな打撃が注目されていた。プロで対応していくため、首脳陣に打撃指導を受けていたところで無念のリタイア。

 伊東監督は「あれだけフルスイングして、全力で打つだけでなく、走りも守りもやって、疲労が出ていたのは間違いない。本人が一番ショックだろうけど、この世界は、そういうものをコントロールしないとレギュラーは難しい」と話した。まずは患部を治し、それからの巻き返しに期待したい。【ロッテ担当 古川真弥】


ソフトバンク甲斐、A組1号本塁打

 ソフトバンク甲斐拓也捕手(24)が5日、今季のA組“チーム第1号”を放った。フリー打撃に登板した岡本から左翼席に運ぶ1発。

 「空振りもあったので、結果的にですね」。昨年から打撃の調子を維持できているといい「いい感じにきている。フリー打撃もアピールの場なので、これからも頑張っていきたい」と、貪欲だった。【ソフトバンク担当 福岡吉央】