巨人は投打がかみ合い、オープン戦初連勝を飾った。

 10戦2本塁打だった打線が1発攻勢。初回に阿部の1号2ラン、2回に柿沢のオープン戦16打席目での初安打となるソロ、4回に村田の2号ソロなどで追加点を挙げた。

 投手陣も先発田口が6回2失点にまとめ、7回1死一、三塁からソフトバンクからFA移籍の森福を古巣相手のマウンドに送り込んだ。ジェンセンを遊飛、本多を中飛で切り抜けた。9回は左腕山口が3人で締めた。

 高橋監督は「柿沢は持ち味の思い切りの良さ、力強いスイングでいい結果を出した。森福は終盤の苦しいところに行ってもらうために(巨人に)来てもらったわけだから。今日みたいな場面で抑えて欲しい」と振り返った。