大腸がんで闘病中の元日本ハム監督で、プロ野球解説者の大島康徳氏(66)が21日夜、ブログを更新し、27日から7回目の抗がん剤治療を、通院で行うと報告した。また、治療後、仕事が待っていると明かした。

 「明日からまた抗がん剤治療が始まります。今回で7回目。今回も入院はせず通院で点滴をして帰ってくる予定。嫌だな…。正直言うと、やっぱりね…嫌だ。でも、決めたんだから治療を受けると決めたんだから、うだうだ言わずぐだぐだ考えず行ってきますわ。治療も重ねてくると自分なりに色々と知識を得たり考える事も増えたりするから、それ故の気の重さもあるのかな?」

 治療後の仕事について、詳細は明かしていないが、治療の励みだとつづった。

 「治療前夜って…気が重くなるよね? きっと皆、そうだよね? 点滴後一週間ゆっくり体を休めたら仕事が待っています。それを励みに前向きな気持ちで治療を受けようと思います。おやすみなさい」(コメントは全て原文のまま)

 大島氏は3月末、5回目の抗がん剤治療を受けるために入院しながら、予定より1日早く退院して家族ともめたこと、抗がん剤の副作用がきつくて家族に当たったことなど、抗がん剤治療の苦しさをつづっていた。