阪神ドロ沼の連敗を8で止めたのは糸井でも福留でもない、ドラフト1位の大山悠輔内野手(22)だった。「5番一塁」でプロ初のクリーンアップに座り、迎えた3回の第2打席にプロ初安打となる決勝3ランを放った。

 自宅のテレビで観戦した大山の母正枝(まさえ)さんは「娘と抱き合って涙が止まりませんでした。甲子園は彼にとって夢だったり、目標の場所。高校のときに出場できなかった甲子園でホームランを打つなんて夢みたい」と跳び上がって喜んだ。お立ち台で大山が「今までで一番幸せな時間だった」と語ったシーンでは「悠輔がそう言ったときに、もう1回感動した。私にとっても幸せな時間。声が出ないぐらい泣きました」と充実感に浸った。