ソフトバンクの先発争いが激化する。今週は今季最後の6連戦の予定だったが、29日の日本ハム戦が雨天中止。バンデンハーク、石川がそれぞれ30日(旭川)、31日(札幌ドーム)にスライドする。31日に先発予定だった武田の登板は先延ばしとなり、2軍で調整登板する可能性も浮上。来週から5人で先発ローテーションを回せるため、生き残りをかけたサバイバルがここから始まる。

 工藤監督は「その次も考えて。来週のオリックス戦が2つしかないし、中6日だとマウンドの緩いほっともっと(神戸)なので」とスライドの理由を説明。今季13勝の東浜、12勝のバンデンハーク、11勝の千賀、左肘手術から復帰した和田の4人は終盤戦に欠かせない存在で、シーズン後のCS登板もにらみながら、残り1枠を石川と武田で争うことになる。

 前回23日の西武戦で7回無失点と好投した石川は「ここまできたのでシーズンの最後まで先発で投げたい」と生き残りに必死だ。工藤監督は調子の上がらない武田についても「昨年、一昨年と実績も残しているし、必要な戦力。立ち直ってほしい」と期待をかける。まずは明日31日、日本ハム戦に先発する石川がアピール合戦の先陣を切る。【福岡吉央】