右足腓骨(ひこつ)骨折から再起を期す阪神ランディ・メッセンジャー投手(36)が、9月末の1軍復帰に意欲を見せた。米国での手術を経て27日に再来日し、29日から兵庫・西宮市の鳴尾浜でリハビリを開始。右足に固定器具を装着しながら、約35メートルの距離でキャッチボールを行うなど、スピード回復をアピールした。

 「このまま順調にいけばCSはもちろん、シーズンが終わるまでに2試合ぐらい投げられるんじゃないかなと自分では思っている」

 CS登板でも奇跡的だが、さらに最短復帰目標を9月下旬に繰り上げ、ピッチを上げていく意気込みだ。

 「向こう(米国)にいる間はリハビリの計画を医者と話をして決めた。肩肘に問題はないので(今日は)キャッチボールもしっかりできました」。右足にはプレートとボルト5本が入っている。それでも復帰を急ぐ理由がある。「(米国でも)ちゃんとリアルタイムでチェックしていたよ」。大逆転Vを目指すチームにいち早く戻りたかった。

 「『手術をしなければ3カ月ぐらいかかる』と言われていた。それなら早いほうがいい。早く戻りたかったので、手術して治すという方法を選びました」

 今季リーグ戦の最終試合は10月1日の巨人戦(東京ドーム)。2試合登板すると逆算すれば、遅くとも9月24日のDeNA戦(甲子園)を目指しているもようだ。10日の巨人戦で打球を受け骨折してから間もないが、1カ月半で復活マウンドに立つ超速復帰へ気合十分だ。

 伝え聞いた金本監督は「間に合うんかな? 1試合でも投げてくれたらいいんだけど」とうれしそう。メッセンジャーも「自分の仕事は投げること。トレーナー室で座って時間だけがたつのは嫌なんでね」と意気込んだ。侍の魂を持つ助っ人が、大事な終盤マウンドに帰ってくる。【真柴健】