ソフトバンクは工藤監督が「笑っても泣いてもあと7試合。必ず日本一になれるように、ビールかけができるように頑張ろう」と選手に呼び掛けた。94勝を積み上げたレギュラーシーズン同様に「先制点を取って、そのリードを守り抜いて勝つ」と戦い方を思い描く。

 CSファイナルステージで史上初の4試合連続本塁打を放った主将の内川は「独特の期待と不安が入り交じっている感じ。いよいよだなという気持ち」と引き締まった表情だった。7月末から左手親指の骨折で約2カ月離脱。その分を取り返すようにCSで打ちまくったが、2年前の日本シリーズも肋骨(ろっこつ)の骨折で欠場しているだけに「日本一になって初めて恩返し」と意欲的だった。

 右脇腹痛から22日のCS第5戦で戦列に戻ったスラッガーの柳田は、復帰戦と同じ「1番・中堅」での起用が見込まれており「不安なくやれている。最後なので楽しんでやりたい」と状態は上向きのよう。「1番なら勢いを付けられるようにやりたい。勝てばいい」と頼もしかった。