日本ハムのドラフト1位、早実・清宮幸太郎内野手(18)が登場する1月14日の新入団選手歓迎式典(千葉・鎌ケ谷室内練習場)の前売りチケットが24日までに完売した。当日は、会場に入れないファンのために球場の大型ビジョンを使ったパブリックビューイング(PV)を実施する予定だ。1月上旬に始まる新人合同自主トレに合わせて、10人以上の警備員を配置することも検討中。大フィーバー対策は着々と進められている。
想像以上の人気ぶりだった。清宮ら新人7選手がファンと触れ合う「新入団選手歓迎式典」の前売りチケットは、21日午前10時に発売を開始。初日から1000枚以上を売り上げ、23日深夜にソールドアウト。発売3日で用意された2000枚が売り切れた。
注目度の高さに、異例のPV実施も濃厚となった。会場となる室内練習場に入れないファンのために、球場の内野席を無料開放。大型ビジョンを使ってイベントの様子を見ることができる。実施となれば初の試みだ。
鎌ケ谷でPR活動に励む球団職員兼生身の“ゆるキャラ”「DJチャス。」もクリスマスイブ前の完売は想定外だった。「(完売時期が)トナカイの角が見えていたけど、サンタまでもたなかったぁ。こんなに早く完売するとは、ありがたいです」と感謝。「ちなみに鎌ケ谷の年間パスポートを1月10日までに購入すれば、まだ会場に入れます」と、あらためて証明された清宮人気に声が弾んだ。
大フィーバー対策も進行中だ。同式典の数日前には新人合同自主トレもスタート(日程未発表)。清宮目当てにファンが大集結することを見据え、普段は3人程度の警備員を、初日は10人以上に増員する予定だ。また、普段は寮と球場をつなぐ道路も車両の通行が可能だが、走行禁止とすることも検討中。ファンと車の接触を極力避けて、不測の事態を起こさせない措置を取る。迫り来る新春の熱狂を前に、鎌ケ谷は着々と準備を進めている。【木下大輔】
◆主な注目新人入団時の鎌ケ谷の混雑 斎藤佑樹の11年は、新人合同自主トレ初日にファン約2500人が訪れた。報道陣35社230人で、警備員16人が場内整備にあたった。新入団歓迎式典には通常の3倍の警備員50人を配置。200台の駐車場は30分足らずで満車となり、場内に入れなかったファン含め1万1000人(球団発表)が集まった。大谷翔平の13年は、新人合同自主トレ初日に報道陣約100人、新入団歓迎式典はファン1400人。中田翔の08年は約500人など、新入団歓迎式典のファンは例年100~500人。



