高校通算52本塁打のヤクルトのドラフト1位村上宗隆捕手(17=九州学院)が、プロとしての第1歩を刻んだ。

 9日、埼玉・戸田球場で新人合同自主トレがスタート。他の新入団7選手とともに背番号入りのビブス姿で登場。1、2軍首脳陣と衣笠球団社長らの前で、キャッチボールなど約2時間のトレーニングを行った。

 プロ入り後は、高校時代の捕手から三塁手へと転向する。村上は「初めてで緊張したので、あまり声も出せなかった。慣れてきたらどんどん声を出していきたい。(三塁守備は)地元のグラウンドで練習してきたけど、人工芝だと少し感覚が違う。でもまだうまくないので、言える立場じゃないので、うまくなりたい。全部が課題。しっかりやっていきたい」と初日を振り返った。