超人もビックリの2戦連発だ。オリックス吉田正尚外野手(24)が2試合連続となるオープン戦3号を放った。0-0の6回無死走者なし。代わったばかりの左腕高橋聡の初球、135キロの直球を代名詞のフルスイング。打球は低い弾道のままバックスクリーンに飛び込んだ。

 「イメージ通りセンター方向に。やっと出た。真っすぐを強く打ち返すことが出来た」

 今年1月に阪神糸井らが行うグアム自主トレに初めて参加。36歳にして進化を続ける超人と寝食を共にし、濃密な10日間を過ごした。「一緒に過ごす中で感じられる部分があった」と、尊敬する糸井の前で見せた豪快なひとふりだった。

 阪神3連戦まで打率1割7分2厘と落ち込んでいたが、この3試合で2本塁打を含む12打数6安打と固め打ちだ。吉田正は「(成績は)あまり意識していない。シーズンは長いんで波がある。悪い波を減らしていきたい」と冷静だったが、若きスラッガーの復調は何よりも心強い。【桝井聡】