中日松坂大輔投手(37)が移籍後初白星を挙げた。松坂の日本球界勝利は2006年9月19日のソフトバンク戦以来。6回を投げ1失点。3安打、7四球、1死球、6奪三振、114球の内容だった。
試合後の松坂のヒーローインタビューは次のとおり。
-久々のお立ち台
松坂 チームが苦しいときにこれだけたくさんのお客さんが入ってきてくれた中で、久しぶりの勝利を挙げることができて本当に最高です。
-京田からウイニングボールを受け取った。最高のものになったのでは
松坂 ものに対しての執着心はあまりないんですけど、このボールは本当に特別なものになりました。
-チームは連敗中。立ち上がりから飛ばしているようにも見えた
松坂 相手も強いですし、とにかく自分で連敗を止めてやろうという気持ちで初回から飛ばしていきました。
-ランナーを許す立ち上がりだったが、大野奨が盗塁を刺した
松坂 あれは非常に助かりました。
-5回のピンチを1点に抑えた
松坂 ランナーをためたところで宮崎君だったんですけど、最悪ああいう形(押し出し四球)でも仕方がない。ああいう形の方が最少失点で終わるんじゃないかと思いました。
-5回を投げ終え100球。6回の打席には迷いなく向かったように見えた
松坂 5回を投げ終えた時点で監督からは「もういいだろう。代わろう」と言われたんですけど、まだ投げたい気持ちがありました。投げることしか考えてなかったです。
-そして6回を抑えた
松坂 前回(ナゴヤドームでの19日の阪神戦に先発し7回2失点)と比べると四球も非常に多くて、僕らしいと言えば僕らしいんですけど、とにかくチームが勝てた。それが一番です
-大観衆の声援は聞こえたか
松坂 ピンチの場面での皆さんの応援が、本当に僕に最後の力を与えてくれた。ありがとうございました。
-これで時計が動き出した
松坂 チームも僕もまだまだですけど、これをきっかけにチームも僕も上にいけるように頑張っていきたいです。
-この日の投球に勇気をもらった人がたくさんいる
松坂 僕と年が近い人はわかると思うんですけど、小さい子たちは僕が誰かわからない子が多いと思うので。なるべくこうやってヒーローインタビューやテレビに出て、小さい子たちにも顔を覚えてもらえるように頑張りたいと思います。
-今後は
松坂 最終的に決めるのは監督ですけど、(登板)間隔も詰めて投げていきたい思いはある。理想としては1つも負けたくない。できるだけ多く勝てるように頑張りたいです
-最後にファンへ
松坂 僕が投げるときに大きな声援をいただいて本当にありがたいです。僕が投げる試合だけじゃなくて、他のピッチャーが投げる時にもたくさんの方にきていただければと思います。またよろしくお願いします。