オリックスは6日、京セラドーム大阪の球団事務所で会見し、6月22日のオリックス-ソフトバンク戦(ほっともっと神戸)での誤審問題に関し、斉藤惇コミッショナー(78)に提訴状を提出したことを明かした。NPBによると、裁定が下れば78年の「江川投手空白の1日入団」事件以来、2例目となる。
◆過去のコミッショナー提訴 1978年(昭53)11月21日、巨人がドラフト前日「空白の1日」を突いて江川卓投手との契約締結を主張した。鈴木セ会長が却下すると、巨人はドラフト会議をボイコット。ドラフトは11球団で行われ、阪神が江川を1位指名。巨人はドラフト会議の無効を訴え、コミッショナーに提訴した。金子コミッショナーは却下の裁定を下したものの、その直後に「強い要望」を出した。阪神が江川と契約し、巨人小林繁投手とのトレードを認める結果になった。野球協約第20章第188条に基づく提訴は、パウエルの二重契約を訴えたオリックス以来10年ぶり。この時は、パ・リーグに差し戻しとなり、ソフトバンク入りが決まった。提訴を受理した上でコミッショナーの裁定が下ると、協約が現行に改正された71年以降では、78年の江川事件以来40年ぶり2例目となる。



