中日大島洋平外野手(32)が、球団史に名を刻んだ。1回に中前適時打を放ち、19日巨人戦の2打席目から、四球1つをはさんで8打数連続安打をマーク。51年西沢、05年タイロン・ウッズの球団記録に並んだ。
鮮やかなヒットだった。無死一、二塁の好機。前日まで7打数連続安打で球団タイ記録に王手をかけていた大島は、カウント2-2から1球ファウルした後、阪神才木の146キロのストレートをセンター前へ運んだ。2打席目は二ゴロに倒れ、球団新記録はならなかったが「意識はしていなかったです。狙うなら(プロ野球新記録の)12(打数連続安打)のほうがよかった」と笑った。
大島は、記録について知っていた。12年8月にも、7打席連続安打を記録したことがあるからだ。そのときはタイ記録がかかった打席で三振に倒れたが、6年越しでリベンジした。
前日21日には、出場選手登録日数が9年に達し、海外FA権を取得する条件を満たした。16年に国内FA権を取得し、そのオフに3年契約を結んでおり、今季はその2年目にあたる。大島は「今は何も考えていない。シーズンをまっとうしてそれから考えます」と話し、チームの勝利に集中することを強調した。
記録は止まったが、8回にも安打しマルチヒットをマーク。安打数も129とリーグ4位に浮上し、最多安打も射程にとらえる。試合は連勝をのがし、1日で最下位に逆戻り。だが、チームきっての巧打者が、これからもヒットを積み重ねて勝利を目指す。【高垣誠】
▼大島が19日巨人戦の3回から8打数連続安打(1四球挟む)を達成し、05年タイロン・ウッズと並び、中日最長となった。なおプロ野球最長は11打数で、91年レイノルズ(大洋=11打席連続)と03年高橋由伸(巨人)が記録している。



