ヤクルト宮本丈内野手(23)は21日、都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、100万円アップの900万円(金額は推定)でサインした。

プロ1年目の今季は、終盤に1軍で経験を積んだ。8月25日DeNA戦(神宮)では、プロ初打点をマーク。26試合に出場して打率2割2分だった。「代打での成績がいいと(球団側から)ほめてもらった。来年は、もっといい場面で打てるようにがんばっていきたい」と話した。

守備力の向上に取り組んでおり、秋季キャンプでも重点を置いていたという。「小川監督にも、宮本ヘッドコーチにも(守備面を)言われている。守れれば、打撃でのチャンスもくる。もっと守備で使ってもらえるように、引き続き練習したい」と来季を見据えていた。

来季は、宮本の1学年下の法大中山が加入し、大阪・履正社出身者が増える。山田哲もおり、宮本は「中山とプロでまた一緒にできるのはうれしい。履正社の卒業生で、盛り上げていきたい」と意気込んでいた。