日本ハムのドラフト4位万波中正外野手(18=横浜)が、休養について考え始めた。千葉・鎌ケ谷で行っている合同自主トレでは、全体メニューを終えると毎夜、個人で打撃練習をこなし、多い時は3時間ほど打ち込んだ。しかし、大渕スカウト部長から「技術は寝かせることも大事」と助言されてからは「やるときはやったり、休んだり、いろんな実験をしてます」と試行錯誤中。22日は体を休める選択をし、しっかり休養した。

もともとが練習の時間、内容に制限をかけず、夢中になってしまう「練習の虫」。だが、助言され、それ一辺倒ではプロでやっていけないと気付いた。「本当に身につけたいなら、寝かせることも大事。漬物も何日か漬けたりする。僕はいろんな味付けをしてしまっているような感じなので、決めた味になるように寝かせることもやろうかな」。高卒1年目の18歳。少しずつ自分の身の丈にあった調整法を見つけようと思っている。