中日ドラフト3位の勝野昌慶投手(21=三菱重工名古屋)は社会人の頂点を知る右腕らしく、落ち着きぶりが◎だった。
初日は午前のブルペンを回避して、午後の個別練習中に「初ブルペン」。周囲に流されない意志を感じさせた。第1クール最終日の5日は、自己最多の50球を投げた。100球、200球を投げ込んだ先輩たちに挟まれての投球練習だったが「集中しないと意味がない。気にせずに自分の投球だけ意識しました」と平然。フォームの修正点を動画で入念にチェックしてから臨んでおり、やるべきことに集中した印象だ。
ドラフト後の社会人日本選手権でチームを初優勝に導き、MVPと有終の美を飾った。3、4日に行われたシート打撃登板はチーム方針によって新人は登板せず。即戦力にとっては焦りが生まれてもおかしくない状況だが、勝野は地に足がついている。



