西武山川穂高内野手が日本人最速での通算100号本塁打を達成した。3回1死二塁、バーベイトの147キロの直球を完璧にとらえ、左翼スタンド最上段へ、14号特大140メートル弾を運んだ。

321試合目での達成は、球団OBでもある秋山幸二の351試合を大きく塗り替える日本人最速となった。山川は「母の日に記念のホームランが打ててよかったです。今後もチームの勝ちにつながるホームランを打ちます!」と高らかに宣言した。

7回の第4打席には、今度は左翼スタンドギリギリに入れる15号ソロで通算101号を早速マーク。5連敗中のチームを勢いづけた。

外国人選手を含めた史上最速はブライアント(近鉄)の246試合。2位はカブレラ(西武)の247試合、3位はソレイタ(日本ハム)の303試合。山川の321試合は6位タイにランクインする。

通算100号はプロ野球291人目。