西武山川穂高内野手が3、4月度「大樹生命月間MVP賞」を受賞した。昨季最後の9、10月度に続く連続となる5度目の受賞。山川は全25試合に4番として先発出場し、11本塁打、31打点、66塁打、長打率6割8分8厘の打撃4部門でリーグトップの成績を残した。

15日に福岡市内のホテルで会見に臨んだ山川は「森(友哉)だと思ってました。申し訳ないなと。チームへの貢献度を考えても僕は森かレアードだと思っていたので、聞いたときは差し込まれました」と素直に語った。受賞を聞き、森に伝えると「すねていました」と笑った。賞金30万円を森とともに使うのかと思いきや「アイツには6年間で500万円くらいおごってますから」と豪快に言い切った。

5月に入ってもペースは衰えるどころか、アップしている。「5月の方が感触はいい。去年は5月ですごく落ちた。それに比べると、疲れをコントロールできている。バッティングもだんだんよくなってきている」と自覚。日々、体の状態に合わせた打撃が結果につながっている。「細胞60兆個でしたっけ? それが1カ月で全部変わるんですよ。それに合わせた打ち方があると思うんです」と、変化を恐れず進化していく。