楽天の逆転14勝は12球団最多 島内が打線つなぐ

<ロッテ5-10楽天>◇19日◇ZOZOマリン

「逆転の楽天」だ。楽天が2試合連続の逆転勝ちで3カードぶりに勝ち越した。今季21勝のうち「14」を数える逆転勝ちは12球団最多。

1回に先発福井が4球で2点を先制されても、2回に4得点。ロッテ・レアードの2打席連発でリードを奪われても6回に追いつき、7回は浅村栄斗内野手とゼローズ・ウィーラー内野手の2者連続アーチで再び試合をひっくり返した。

「強引にいかないように」とバックスクリーン右に放り込んだ浅村の“個”の力が際立った7回に対し、9回は“線”でもぎ取った3点でダメ押しした。1死二塁から島内宏明外野手が中前打でつなぎ、浅村が2点打。死球の影響で欠場した2試合を除き、開幕から4番を張ってきた島内を2番に入れるオーダーが機能した。

平石監督は「ケガ人や状態の波もある。よりつながるような打順を考えた方がいいんじゃないか、と」。好調だったベテラン藤田が前日の試合で右股関節を痛めて登録抹消。何でも器用にこなし、今季出場40試合で出塁なしはわずか1試合、27試合連続出塁中の島内なら、浅村へのつなぎ役にもはまる。本人は「いやー、2番も難しいですよ」と笑うが、指揮官は「今後も柔軟にやっていきたい」。温めてきたオプションに手応えを得た。【亀山泰宏】

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  • ロッテ対楽天 9回表楽天1死一、三塁、2点適時二塁打を放つ浅村(撮影・中島郁夫)
  • ロッテ対楽天 7回表楽天2死、本塁打を放ちベンチを指さすウィーラー(撮影・中島郁夫)