巨人菅野智之投手(29)が現役引退を表明した上原に最上級の敬意を示した。20日、川崎市のジャイアンツ球場で取材に応じ「まさか2年間、一緒にやれるとは思っていなかったですし、いろんなことを教わったり、見たり、聞いたりしました。寂しい気持ちもありますし、本当にここまでやることはすごいな、とあらためて思いますし、自分の中では、上原さんとの時間は財産になりました」と話した。

プロ入りから昨季までは上原の後を受け、背番号19を背負いプレーした。「引き継いだというか、ひとつの目標ではありますけど、練習に対する姿勢であったりとか野球に向き合っている、常に生活の中心に野球がある人だなと思っていましたし、ちょっとでもそういうところを受け継いで、もっともっと近づいていきたいな、という気持ちはあります」。

日米で活躍した上原に「とにかくこれだけ、まあ言い方はあれですけど年齢もいっている方ですけど練習量もすごいですし、敵わないなって部分もあります。本当に生活の中心に野球があるな、というところはそこはすごく思っていました」と尊敬の意を込めた。