ソフトバンク東浜「同じ県民同士」沖縄で山川封じる

ソフトバンク東浜巨投手(28)が21日、沖縄セルラー那覇での西武戦に先発する。故郷沖縄ではプロ7年目で初登板。この日は同球場でキャッチボールなどで調整した。

「ビジターですけどね」。今回は西武の主催試合。球場入り口には同じく沖縄出身の西武山川の写真看板が出ていた。現在パ・リーグトップの19本塁打、5月だけで8本塁打の大砲を抑えることが大きなカギとなる。「僕らも意識するところあるだろうし、同じ県民同士が対戦しているのは、(観客も)楽しめるところだと思う。意識するなと言う方がおかしい」と、燃える。

08年センバツ優勝右腕として今も沖縄での人気は絶大だ。「でも、最近の子どもたちは山川の方が知ってるかもしれませんね」。山川は今春から沖縄で「オリオンビール」のCMに出演し知名度抜群。スタンドの人気も二分しそうだ。

今季西武戦は初登板。昨年は山川に3打数2安打1本塁打、通算18打数6安打で打率3割3分3厘、2本塁打、3打点と打たれている。「(1発を)意識しても仕方がない。1球1球全力で目の前の打者を抑えるだけ」。今季はここまで調子が上がらず、2勝ながら防御率6・16。首脳陣は中14日で沖縄の舞台を与えた。工藤監督は「錦を飾るではないが、彼の今年のターニングポイントにしてほしい」と期待した。昨年ソフトバンクは沖縄で初めて試合し2連敗。沖縄尚学時代から沖縄の英雄の東浜が山川を抑え、ソフトバンク球団初の沖縄白星をもぎ取る。【石橋隆雄】

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  • 倉野信次投手コーチと話をする東浜巨(撮影・梅根麻紀)