ヤクルトが連敗を16で止めた。5月12日以来、実に3週間ぶりの白星。セ・リーグ記録にもなっている70年の球団ワーストに並ぶ16連敗で長いトンネルから脱出した。

1回1死からチーム初安打を放ち、その後先制のホームを踏んだ青木宣親外野手は試合後、ベンチ裏で「久しぶり! ナイスゲーム!」と絶叫し、喜びを表した。

「すごくうれしいです。すごく。久しぶりですね。これだけの連敗は初めて。いい勉強、いい経験になった。でも1回でいいや(笑い)。1つかみ合わないとこういうことになりうる。野球ってすんなり勝つ時もあれば、勝てない時もある。あきらめそうになる状況もあったけど、みんな頑張った。この1勝は遠かったけど、その中でずっとプレーをして、勝つことは難しいと感じたと思う。これを糧にしてほしいと思うし、これからに生かしてほしい。自分も生かしたい」と振り返った。