広島打線が4回に爆発した。4本の長打を集めて一挙4点を奪い、同点に追いついた。4点を追う4回表の前に、一塁ベンチ前で円陣を組んだ。

先頭のサビエル・バティスタ外野手(27)が3回まで1安打に抑えられていた西武今井のチェンジアップを捉え、左翼席上段に突き刺した。「浮いてきたところをしっかりと自分のスイングで捉えることが出来ました。いい感触だったね」。チームトップ16号ソロが反撃ののろしとなった。

左前打で出塁した鈴木を二塁に置いて、西川が26試合連続安打となる適時二塁打で続いた。さらに磯村、田中広の連続適時二塁打で2点を加え、試合を振り出しに戻した。