右肘を痛め離脱しているソフトバンクのドラフト7位ルーキー奥村政稔投手(26)が福岡・筑後市のファーム施設で故障後初のブルペン投球を行った。

直球やカーブなど30球投げた。「普通に投げられた。腕も振れています」と久しぶりのブルペン投球に手応えをつかんだ。

開幕1軍で迎えた奥村は8試合に投げ0勝1敗3ホールドをマーク。だが右肘に痛みを感じ4月20日に出場選手登録を抹消された。右肘の靱帯(じんたい)に損傷が見つかり、5月上旬に血小板を使って組織の修復や再生を図るPRP療法を行った。「注射はめちゃくちゃ痛かった」と話していたが、経過は良好。6月末の実戦復帰を目指すが、回復状態がよければ早まる可能性もある。