中日松坂大輔投手(38)が、9日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(ナゴヤ)での今季2度目の実戦登板に、あらためて意欲を見せた。

7日の同戦は雨天中止となり、中日2軍選手たちはナゴヤ球場室内練習場などで練習。2日後の先発へ向け、松坂はブルペンで調整。その後は雨の中、グラウンドでランニングを行い、実戦登板に備えた。

松坂は「決められているイニング数、球数をしっかり投げたい」と話した。門倉2軍投手コーチは「投球内容も必要になる。その方が本人も納得して(1軍に)行けるでしょう」と説明。9日の登板内容、登板後のコンディションを見ながら、次回の実戦登板の日程を決めると見られる。

松坂は2月の春季キャンプ序盤にファンと接触。古傷のある右肩に炎症を起こし、リハビリ調整を続けてきた。5月28日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)で、今季初の実戦登板。先発で2回を20球、無安打無失点に抑えた。