通算400本塁打に王手をかけている西武中村剛也内野手が、15日からの本拠地ロッテ戦での大台到達を誓った。

14日、今月完成した室内練習場及び選手寮「ライオンズ トレーニングセンター」で、1軍が初めて練習を行った。プロ18年目で真新しく生まれ変わった施設に、中村は「広いっすね。でも、なんかまだ慣れません」と少しとまどい気味。後半戦に向けて入念な打ち込みを行った。

本拠地仕様がチームを後押しする。50メートル×50メートルの室内練習場に敷き詰められた人工芝やマウンド、色合いなどは、すべてメットライフドームと同じ仕様。こけら落としの打ち込みをホーム3連戦につなげたい。前半戦最後の試合でリーチをかけた中村は「絶対にすぐに決める。マジですぐに打ちたい。打ってスッキリしたいです」。通算20人目となる記録達成から獅子の後半戦が始まる。