広島は2戦連続サヨナラ勝ちを決め、4戦連続で自力V消滅の危機を回避した。一時は4点のビハインドを背負ったが、9回にサビエル・バティスタ外野手(27)が、この日2発目となる23号同点2ランを放ち、延長戦に突入。10回に安部友裕内野手(30)が左越えにサヨナラ弾を放った。緒方孝市監督(50)の談話は以下の通り。

 

-すごい試合

緒方監督 まあ、何ていうかな…。どういう言葉にしようかな…。間違いなく、記憶に残る試合。監督をやっていて何試合かあるけど、記憶に残るすごい試合を選手たちがやってくれた。(安部は)打ち上げたかなと思ったけど伸びていったね。ジャイアンツ戦から日替わりヒーローっていうかね…、アツ(会沢)のホームランから始まり、バティスタ、(鈴木)誠也、今日は安部。連勝しているときっていうのは、こういう日替わりヒーローが出てくる。その中で中継ぎ陣がゼロで抑えてくれるからこういうゲームになる。ピンチをしのいだ後はチャンスがくるなと、新ためて思うゲームだった。

-厳しい戦い

緒方監督 夏場の戦いはこういう戦い。本当にどう転ぶかわからないゲームの中でいろいろある。得点にはならなかったけど、6、7、8とずっと(チャンスが)続いて、攻撃陣が集中力を持って、先頭のバッターから入っていけている。いいゲームも見せられているんで。

-自力V消滅回避

緒方監督 そういうのは、ついて回るでしょ、1回負けたら。それより目の前の1試合1試合。