東洋大・佐藤3安打も笑顔なし、プロ入りへ捕手1本

<東都大学野球:国学院大2-1東洋大>◇第6週第1日◇16日◇神宮

東洋大の上位指名候補、佐藤都志也捕手(4年=聖光学院)はドラフト前日の国学院大戦で1試合3安打し、存在をあらためてアピールした。もっともチームが敗れては喜べない。「3本は久しぶりですけどチャンスで打ってないんで」。笑顔はなかった。

春の覇者は、中大が勝ったことで、連覇の夢が消えた。4番を任される主将の立場がある。「ドラフトより大事なことがあるんで。試合に集中しています」。リーグ戦の最中だけに、個人の思いは押し殺すが、プロの高いレベルの中で勝負したい気持ちは変わっていない。

昨年「150キロトリオ」と騒がれ、今年、1年目から大活躍した甲斐野(ソフトバンク)上茶谷(DeNA)梅津(中日)を捕手として支えてきた。佐藤は「(3人は)すごいです。早く自分も、の気持ちはあります」と胸の内を話した。

打力が優先され、今季も外野手として出場した試合がある。当の佐藤は「自分はキャッチャーとして(プロに)行きたい。捕手で、打てる。それは変わらないです」。150キロトリオの元女房役は、捕手評価でのプロ入りをアピールし、公式戦が続く中、自らの指名を待つ。【米谷輝昭】

その他の写真

  • 東洋大対国学院大 8回表東洋大無死、佐藤都は右翼線に二塁打を放ちガッツポーズする(撮影・柴田隆二)