「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が17日に都内で行われた。

<ドラフトアラカルト>

◆高校生に11球団入札 1位の第1回入札は広島を除く11球団が高校生。高校、大学、社会人の一括ドラフトで、11球団が高校生に1位入札したのは昨年(根尾、小園に4球団、藤原に3球団)に並ぶ史上最多。

◆連続指名 明大から森下、伊勢の両投手が指名された。明大選手の指名は10年連続。同じチームからの連続指名では、08~16年の早大(9年)を上回る史上最長。

◆巨人13連敗 巨人は3球団以上が競合した1位(1巡目)の抽選に95年福留孝介(PL学園)から13連敗。

◆高卒1年目の独立リーグ出身 西武3位の松岡、同7位の上間は、ともに独立リーグ所属で高卒1年目。育成ドラフトを除き、高卒1年で独立リーグから指名されたのは06年角中勝也(ロッテ)ら過去4人いるが、3位指名は17年伊藤翔(横芝敬愛-四国IL徳島-西武)に並ぶ最上位。

◆兄弟 DeNA4位の東妻(智弁和歌山)は、兄勇輔が昨年、ロッテ2位で入団。兄弟指名は35組目。

◆5位まで高校生 阪神は1~5位が高校生。高校生ドラフトを除き、1位から5位まで高校生は15年ソフトバンク(1~6位)以来。阪神では66年1次ドラフト(国体出場選手を除く高校生と社会人)で1位江夏豊(大阪学院)から10人を指名して以来。

◆国立大 中日が松田投手(名大)、阪神が奥山外野手(静岡大)を育成ドラフトで指名。支配下、育成ドラフトを通じ名大、静岡大からの指名は初めて。