楽天は14日、10月30日から岡山・倉敷で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。

新任の三木監督が目指す「1点を守り、1点でも多く取る」野球を実現するためにケース打撃、走者付きの守備練習など実戦を想定したメニューを中心にキャンプを行った。

全日程を終え「しっかりできたと思いますが、この点も春季キャンプで、こちらに来てない主力選手、新人選手も含めたチーム全員で、また新しい練習にすることになりますので、このことをベースに、春のキャンプに向けて調整と改善をしていけたらと思います」と収穫と今後の道筋を示した。

同キャンプのMVPには富士大からドラフト8位で入団した1年目の鈴木を挙げ「新しい球種、クイックやけん制などに、ピッチングコーチとしっかり取り組んだことで、前回の試合ではよくできていました。まだまだもっとレベルアップしないとダメですが、このキャンプではよく頑張ったかなと思います」と評価した。

最後に1軍監督として初のシーズンとなる来季へ向け「チームが1つになって戦うこと。選手だけじゃなく、ユニホームを着ている人だけじゃなく、球団に関わる全員が一致団結し頑張ること。その「頑張る」ための一番の力は、楽天イーグルスのファンの方の力だと思いますので、楽天イーグルスのメンバーと楽天イーグルスファンのみなさまで、しっかり1つになって、目標に向かって頑張れたらと思います」と意気込んだ。