オリックスは20日、大阪・舞洲の球団施設と高知・東部総合運動場野球場で行っていた秋季キャンプを打ち上げた。

舞洲では円陣の中心で来季3年目を迎える田嶋が、西村監督の意向もあり、手締めで声出し役を務めた。「来季につながる光は見えた。(意識は)フォームや体の使い方、軸や右足の上げ方にボールの離す位置です。シンプルなことを継続するのが一番難しい」と充実の表情で語った。2年目の今季は10試合に先発して3勝4敗。17年ドラフト1位は先発ローテーションで1年働くことに「そこは最低限と考えないといけない」と決意を表した。

高山ヘッド兼投手総合コーチは「何が足りないのか自分で考えて取り組めていた。(手締めは)期待の裏返し」と評価。田嶋が20年オリックスを支える軸になる。