虎のキャンプ地は五輪秘密基地!? 阪神が春季キャンプで使用する沖縄・宜野座村の「かりゆしホテルズボールパーク宜野座」の施設が、今年4月から一般向けに貸し出されている。

阪神の選手も使用するトレーニングルームは現在、宜野座村でキャンプを行っているカヌースプリント男子日本代表も利用中。虎の穴から東京五輪代表が生まれるかもしれない。

その他にもブルペンには現在、投手側の壁にボルダリングが設置され、反対側はバスケットボールのコートとして村民にも親しまれている。宜野座村の球場施設担当の東全志さんは「評判はとてもいいです。雨が降った時もストリートバスケなどで使用出来たり、たくさん来ていただいています」と話す。4月からここまでトレーニングルームは計4100人、ブルペンのエリアは計4500人が利用。1カ月で約500人が訪れる人気施設だ。

さらにブルペンのエリアは村民は無料、村外でも200円で高校生以下は100円と利用料も格安だ。沖縄県外から訪れても? 「予約もいらないので、いつでも来てもらって大丈夫です」と東さんは笑顔。火曜を除く毎日営業中。気軽に選手の気分が味わえるかもしれない。【磯綾乃】