広島野間峻祥外野手が23日、今季30盗塁を目標に掲げた。昨季は16企図で14盗塁に成功。自己最多は18年の17盗塁だが、定めた目標はもっと上だ。

マツダスタジアムでウエートトレなどに励んだ野間は「去年は企図数が少なかった。最低でも30盗塁はやりたい」。昨季は阪神の新人近本が36盗塁でタイトルを獲得。「その辺に割って入れるように、積極的に失敗を恐れずにやっていきたい」と力を込めた。

1月は鈴木誠らと宮崎・串間市で自主トレを実施した。午前中は体幹トレーニングを中心に行い、午後は技術練習に励んだ。「誠也は右にも強い当たりが打てる。左打者と感覚は少し違いますけど、逆方向に対してどういう入りをしているのか聞いたりしました」。昨秋から取り組むバットを寝かせた新打法も「順調です」とニヤリ。スタメン争いを勝ち抜き、目標の20本塁打、30盗塁を目指す。