阪神坂本誠志郎捕手(26)がオープン戦のチーム1号を放った。0-0の2回2死一塁。カウント1-0から中日先発左腕ロメロの142キロ直球を左翼席まで運ぶ先制2ラン。

打った勢いそのままにダイヤモンドを1周して味方が待つ三塁側ベンチまで帰ってきたが、チームメートは坂本を“無視”。派手にガッツポーズを決めたが、手荒いサイレントトリートメントで祝福された。少し間があって、ようやくハイタッチで歓迎され笑顔を見せた。正捕手争いへ、さすがに見過ごせない大きなアピール弾となった。

【スタメン】

<阪神>

1(二)糸原

2(中)近本

3(指)福留

4(三)マルテ

5(一)大山

6(遊)木浪

7(左)高山

8(捕)坂本

9(右)島田

先発投手=西勇

<中日>

1(中)大島

2(三)高橋

3(左)福田

4(一)ビシエド

5(指)井領

6(右)平田

7(二)阿部

8(捕)加藤

9(遊)京田

先発投手=ロメロ