「圧投」で開幕ローテを引き寄せる! 阪神藤浪晋太郎投手(25)が登板予定の4日プロアマ交流戦・近大戦(鳴尾浜)に向け、結果と内容の両立を自らに課した。沖縄・宜野座キャンプ中の実戦でアピールしきれずにいる間に、開幕ローテ6枠のうち4枠が確定。残る2枠を巡る競争から脱落しないためにも、インパクトのある快投を狙う。
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澄み切った快晴に恵まれた甲子園。藤浪は外野芝生上で静かにフォームを確認していた。開幕ローテ滑り込みへ、残る枠は2つ。もう後がない。誰よりも現状を把握しているからこそ、練習後も厳しい表情を崩すことはなかった。
藤浪 結果を出さないといけない立場なので。そこを意識して、その上でしっかり内容も求めていきたい。ごまかして結果を出しても仕方がない。自分の投球をして、なおかつ結果を残せるようにしたい。
2月16日楽天戦は3回3安打2四球2失点。前回23日広島戦は2イニングを投げ、連続押し出し四死球を含む3四死球3安打3失点と苦しんだ。2戦連続でアピールに失敗している間に、開幕ローテ6枠のうち4枠が固まった。
現状、残る2枠を秋山、岩貞らと激しく争う立場。次回登板予定の3月4日近大戦では結果と内容の両立が求められる。カウント不利の状況から余裕を失った前回の反省を踏まえ、「どんどんストライクゾーンで勝負できたら」とイメージを膨らませた。
宜野座キャンプでは山本昌臨時コーチのアドバイスも取り入れながらフォーム固めを続けた。骨盤が大回りして左肩が開く不調時の癖を消し去ろうと、体の中心部を軸にしたコンパクトな回転を意識。リリースの際に手首を立てるスタイルは体になじみ、左右のブレも少なくなった。
この日も投手指名練習でブルペン投球を終えた後、「すごく良かった」と納得顔。「やっていることは間違っていないと思っています。それをゲームで出せるかどうか」。確かな手応えを胸に、今後を占う重要なマウンドに上がる。
矢野監督は開幕ローテ残り2枠を巡る争いについて「その勝負のところにいる投手陣というのは、ここから1回1回の結果でしか評価できないんでね」と説明。藤浪は今回、大学生相手に快投できるか否かが判断材料の1つになる。
藤浪 もちろん、開幕ローテーションに入るつもりでしっかりやってきている。結果を出してローテーションに入れるように、しっかりやっていきたい。
今度こそ、もがき苦しんだ末の成果を数字で表現する。【佐井陽介】



