中日ドラフト2位橋本侑樹投手(22=大商大)がセットアッパーの1次試験を突破した。6日、楽天とのオープン戦で7回に3番手で登板。最速147キロをマークして、1回2安打無失点で切り抜けた。

登板後の橋本は表情を緩めた。「ゼロで良かった。真っすぐは行ってましたね」。先頭ウィーラーを145キロ直球で見逃し三振。続くロメロに二塁打を許したが、主砲ブラッシュを三ゴロ。その後、内田に安打され、四球も出して2死満塁のピンチを背負ったが、山下をフォークで右飛に打ち取って切り抜けた。

与田監督も「良かった部分は多い。内田の場面(左前打)は中途半端なところに投げた。あの1球は得点にはつながらなかったが、ああいうところで取られると試合が決まる。次に生かして欲しい」と、合格点を与えた。

リリーフ転向にも「大学時代は連投もしていたので大丈夫です」と自信を見せた。昨季、守護神、セットアッパーを務めたR・マルティネスがキューバ代表として東京オリンピック(五輪)北米予選出場で開幕不在。次戦以降もリリーフ試験は続く。「まだまだですが、次は結果を残したい」。新人左腕が勝利の方程式に食い込む可能性が出てきた。【伊東大介】