相次ぐ故障で昨季を棒に振った日本ハムのニック・マルティネス投手(29)が、8日オリックス戦(京セラドーム大阪)に先発し、6回4安打5奪三振1失点。相手の新助っ人アダム・ジョーンズ外野手(34=Dバックス)を併殺打、見逃し三振に斬った。

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日本ハム・マルティネスをリードした鶴岡は、静かなオリックス・ジョーンズに違和感を抱いていた。対戦した全6球のうち、スイングは2度だけ。「バットを振らずに気持ち悪いというか…。それでも、バットの軌道やタイミングの取り方、ステップ幅の広さなど、すごさは感じる。ポイントも近くて、怖い打者だと思います」。この日は封じた一流の打撃を、警戒した。