阪神が活動停止延長「少なくとも2週間」谷本副社長

  • 人通りもまばらな甲子園球場(撮影・加藤哉)
  • 咲き始めた甲子園球場近くの桜(撮影・加藤哉)

3選手の新型コロナウイルス感染が確認されている阪神が、チームの活動停止期間の延長を30日、決定した。すでに4月1日までの活動停止を決めていた球団は緊急役員会議を開き、新たに当面の活動停止を決め、首脳陣、選手、スタッフに通達した。チーム内で新たに体調不良や異変を訴える者は出ていない。

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阪神谷本球団副社長兼本部長はこの日の夕方、報道陣に対応し、緊急役員会議が開かれたことを明らかにした。議題の1つはチーム再稼働時期について。3月26日に4月1日まで1週間の活動休止を決めていたが、さらに当面の間、延長することを決定。「いったん1週間以上、7日以上というのは出しましたけど、きょう緊急役員会を開き、当面の間、現在の状況を継続ということを流しました」。監督、コーチ陣、選手、スタッフに通達された。

26日夜に藤浪、伊藤隼、長坂の新型コロナウイルス感染が判明。谷本副社長は、27日以降同様にこの日もチーム内に新たな体調の異変を訴える者はいなかったと説明した。一方で、なにより新たな感染者の発生を防ぐことが最も重要。活動再開については慎重に見定めなくてはいけないのが現状で、感染拡大防止のため停止期間延長が決断された。

チーム再稼働時期は決まっていない。ただ、谷本副社長は「少なくとも(27日から)2週間としておいた方がいいだろう、と。じっとしていることで新たな感染などが発生しないと思うので」とも。活動休止の初日である3月27日から2週間ほどであらためて再開時期について検討されるもよう。再稼働は最短でも4月9日以降となりそうだ。

球団では甲子園や鳴尾浜、さらに両球場の室内トレーニング場などの制限付き開放も模索していたが、活動停止期間中にはそれも控える方向。さらに、球団は4月1日までの予定だった球団事務所の臨時休業を同8日まで延長することを発表した。

首脳陣、選手、スタッフは原則自宅待機とし、不要不急の外出も控えるように指示されている。異例の期間は、さらに延びることになった。