西武は4日と5日を、新型コロナウイルス感染防止の観点から、チーム全員自宅待機にすることを決めた。休養日だった3日と合わせて、3日間は完全にストップする。

1日、埼玉・所沢のメットライフドームでの全体練習開始前に選手、スタッフに通達した。渡辺久信GMは「外出も外食も禁止。チームとして(感染者を)出さないことが大事。これに向けて細心の注意を払い、やれることをやる」と説明。3日にNPBで予定されている12球団代表者会議での決定事項次第で、6日以降の対応も決める。

現場を指揮する辻発彦監督も「チームとしては1人も感染者を出しちゃいけない。すぐに開幕というわけではないからね」と理解を示す。目標としていた4月24日の開幕も不透明で「選手も気持ち的には緊張感がないというか、開幕への気持ちは緩んでいるはず。唯一練習がリフレッシュする場で、気分転換にもなるとは思うんだけど。体力を維持したい気持ちもあると思う」と複雑な気持ちを吐露した。