阪神谷本修球団副社長兼本部長が13日、電話での代表取材に応じ、15日から自主練習を再開する方針について説明した。

「今日ミーティングをしました。現場を預かっている管理部長、ファームのディレクターと話をしました。彼らも相当前から施設を使わせてほしいと要望を受けていたようですしね。会社全体としては自宅待機を継続なんですが、体を作るというのは室内の実質家だけでは難しいですし、どうしても外に出ることになる。一般の方と接触ではないですけど、すれ違うこともありますし、ご家族を実家に帰して1人でやっている選手もいますしね。彼らになんとか練習環境を提供できないかと考えまして、(1、2軍)両監督に相談してご賛同いただいた。速やかにチーム内に流した(通達した)感じです」

球団はこの日、今月15日から甲子園、鳴尾浜施設の施設開放、自主練習を開始することを発表した。

自主練習期間は15日から当面の間。4月中は18日、22日、27日が休日となる。あくまで自主練習であり、施設利用を希望する選手に対して、あらかじめ利用時間帯を示して施設開放を行う。

1軍は甲子園施設、2軍、寮生、故障者は鳴尾浜施設で自主練習。甲子園、鳴尾浜ともに投手・野手それぞれ2グループ、計4グループに分かれ、午前、午後の時間帯に分かれて練習することになる。現状、1グループは7、8名程度になる見込み。谷本副社長によれば、同一ポジションの選手は「極力(グループを)分けて」振り分けられる。1軍に同行していた虎風荘の寮生は移動を避けるため、基本は寮に隣接する鳴尾浜で自主練習する方向だ。

監督、コーチは甲子園、鳴尾浜ともに視察を控える方針。球団事務所は今後も臨時休業の状態が続く。

 

球団が発表した新型コロナウイルス感染予防策の例は以下の通り。

 

練習施設において3密(密集・密閉・密接)を避けるための取り組みを徹底して行い、感染予防に努める。練習行き帰りの外食、球団施設外のスポーツジムなど、密集、密閉、密接する場所への立ち入り、及び会食は全面禁止とする。

 

<1>検温、手洗い、手や指の消毒など、事前の体調管理を徹底して行う。

<2>選手同士やスタッフは原則1・5メートル以内の接近、不要な会話は禁止する。

<3>球団施設内ではマスクの着用を励行し、甲子園では、通常利用するクラブハウス内のロッカーに加え、甲子園球場内の選手ロッカーも利用する。鳴尾浜では寮生は自室での更衣とするなど可能な限り分散化を図り、密接を避ける施策を講じる。

<4>食事は個包装の弁当を提供する。

<5>風呂、シャワーの利用は禁止とし(寮生は指定時間内の入浴)、練習後はロッカーで長居せず帰宅することを徹底する。