阪神近本光司外野手(25)が16日、甲子園で自主練習に参加し、オンライン取材に応じた。

自主練習再開2日目となったこの日はダッシュ、キャッチボール、ティー打撃、ウエートトレなど約2時間30分のメニューで汗を流した。

練習後は「本当にこういう状況で野球ができることにスタッフさんだったり球団の方々に感謝したいと思います。それでもリスクはある。そういうところをしっかり意識して、感染しないように、させないようにやっていきたいと思います」とした上で「久々に外で体を動かすことができて、動かすことが本当に楽しいことだったり気分転換にもなる。ずっと家の中にいた。野球ができるありがたさを再認識しました」と力を込めた。

活動休止中は体幹トレ、ストレッチなどのメニューで体を鍛えながら、同時に愛娘との時間も大切にした。「娘がいるので、しっかり規則正しい生活を送ったり、家の中にいてもそれほどしんどくなかったなというところはありました」。西武山川のSNS動画配信もチェックしていたようで「ライブ配信で娘さんのことをあげてらっしゃったりしたので。自分も娘がいるので、妻と話しながら、こういうのいいなという話はしていました」と振り返った。

チームは3選手が新型コロナウイルスに感染し、3月27日から4月14日まで活動を停止した。